トヨタの3カ月の純利益、中国上場自動車企業16社の半年分の合計純利益より多い―台湾メディア

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4日、台湾メディア・自由時報は、トヨタ自動車の純利益が、中国の自動車上場企業の純利益を大きく上回っていることを報じた。

2025年9月4日、台湾メディア・自由時報は、トヨタ自動車の純利益が、中国の自動車上場企業の純利益を大きく上回っていることを報じた。

記事は、中国の自動車上場企業16社が続々と今年1〜6月期の決算を発表しており、純利益の合計は392億元(約8200億円)以上だったと紹介。このうち、BYD吉利汽車長城汽車の大手3社の合計が311億元と全体の8割近くを占めたと伝えている。

一方で、トヨタが先日発表した26年3月期第1四半期(25年4〜6月期)の純利益が8413億円だったと指摘。米国による関税の影響によって前年同期比36.9%減と大幅に減少したものの、トヨタが3カ月で出した純利益が、中国上場企業16社が半年で出した純利益の合計を上回る結果になったことを伝えている。

その上で、今年1〜6月の世界販売台数でBYDが3位、吉利が4位と初めてホンダ日産を上回ったものの、国内市場の非常に激しい価格競争によって中国自動車企業の収益性が過去2番目に低い水準にまで落ち込んでいると指摘。中国汽車流通協会のデータによると、今年7月の中国自動車業界の利益は前年同月比17%減の293億元で、利益率は6月の6.9%から3.5%へと大幅に低下したと報じた。

記事はまた、今年1〜6月期に赤字だった中国の自動車上場企業は広汽集団、小鵬汽車蔚来汽車などを含む7社に上り、長安汽車、上汽集団、広汽集団、長城汽車、北京汽車、江淮汽車、吉利汽車の7社が減益となったことを紹介している。(編集・翻訳/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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