韓国大統領「『安保は米国、経済は中国』路線をもう歩めない」、中国ネットが反応

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韓国の李在明大統領が「『安全保障は米国、経済は中国』という路線をもう歩むことはできない」と表明したことが、中国のSNSで話題になった。写真はソウル。

韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領が「『安全保障は米国、経済は中国』という路線をもう歩むことはできない」と表明したことが、中国SNSの微博(ウェイボー)で話題になった。

香港フェニックステレビ(鳳凰衛視)の報道によると、李氏は25日、米国のシンクタンクの戦略国際問題研究所(CSIS)で講演を行い、「韓国は国防費を増やし、韓国軍を21世紀の未来戦争に打ち勝つことのできるスマート強軍にする」「朝鮮半島の安全保障維持において主導的役割を果たしてく」などと表明した。

また、米中関係をめぐっては「これまでとは異なり、韓国は『安保は米国、経済は中国』との路線を歩み続けることはできない」と表明。「近年、国際社会ではサプライチェーンの再編が起き、米国は対中けん制方針を明確にしている。韓国は米国の基本的な政策枠組みの中で行動し、判断することしかできない」との考えを示した。

李氏は「米国と中国は競争ひいては対抗関係を形成すると同時に個別の分野では協力も行っている」とも言及。「韓中両国は地理的に近い」とした上で、「韓国は両国間の避けることのできない問題を適切に処理し、2国間関係をしっかり守っていく」との考えを示したという。

微博では、李氏のこうした表明に対して「つまり、経済は米国に頼って安保は中国に頼るという路線に転換するということだ」「十分にストレートな物言い」「それなら『安保は米国、経済も米国』路線を進んで。見送りはしないよ」「ポイントは、米国が韓国の安全を保証できるかという点」などの声が上がった。(翻訳・編集/野谷

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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