波紋広がる産経前ソウル支局長の在宅起訴、韓国では「当然責任を」「国際的恥さらし」、欧米からは「ほとんど北朝鮮」

Record China    2014年10月17日(金) 12時15分

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韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領の名誉を毀損(きそん)したとして、産経新聞の前ソウル支局長が在宅起訴されたことが韓国内外に波紋を広げている。資料写真。

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2014年10月17日 韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領の名誉を毀損(きそん)したとして、産経新聞の加藤達也前ソウル支局長が在宅起訴されたことが、「言論の自由」との絡みで波紋を広げている。韓国国会では起訴の是非をめぐって与野党の激しい議論が展開され、欧米からは「ほとんど北朝鮮」などの声が聞こえる。

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韓国・SBSテレビによると、韓国の国会では 与党が「起訴は当然の処置であり、虚偽の報道に対する責任をとらせるべきだ」と主張。一方、野党は「国際的な恥さらしだ」と批判した。

韓国のネットユーザーの反応は

「当然責任をとらせるべきだ。大統領の私生活を汚した人を処罰することが恥さらしか?」

「野党は本当に韓国人?愛国心のかけらもない」

などといったものから

「冷静に考えると、元の記事を書いた朝鮮日報には何も言わないのに、産経新聞だけに責任を追及するのはおかしい」

「怒りの矛先を日本に向けようと、わざと騒いでいるとしか思えない。大統領が7時間の行動をはっきりさせればいいだけだったのに」

などにくっきり色分けされる。

韓国外交部が日本は冷静になる必要があると述べたことについては、欧米のネットユーザーから

「ほとんど北朝鮮のようじゃないか。韓国政府が日本に冷静になれと言っただなんで、冗談みたいな話だ」

「『自由な』はずの韓国は、北朝鮮になっているんだね。国のトップを悪く言うな、さもないと罰せられるぞ!韓国に自由はないぞ!」

「韓国と北朝鮮、どちらも世界とは逆行している国だ。韓国の今の状況は目も当てられない」

などの厳しい批判の書き込みが相次いだ。

中国は「言論の自由」が“グローバルスタンダード”とは異なるが、それでもネットユーザーの関心は強く

「韓国はやりすぎだろ」

「言論の自由はなくなったのか?」

「民主国家は言論の自由と公正な法律が存在するはずだろ、朴大統領の批判は元をたどれば自国メディアの報道からだ」

などのコメントが寄せられている。(編集/KU)

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