「鬼滅の刃」無限城編が香港・台湾で大ヒット!中国本土から鑑賞ツアーも―台湾メディア

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19日、台湾メディアの聯合新聞網は、劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来を鑑賞するために中国本土から多くのファンが香港や台湾を訪れていると報じた。写真は鬼滅の刃。

2025年8月19日、台湾メディアの聯合新聞網は、劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来を鑑賞するために中国本土から多くのファンが香港や台湾を訪れていると報じた。

香港の星島日報の報道によると、同作は香港で今月14日に公開され、興行収入730万香港ドル(約1億3000万ドル)という好成績を収めたという。中国本土での上映可否がいまだ不透明であるため、香港は中国本土のファンに人気の鑑賞スポットとなっている。

これに香港の旅行会社が商機を見込み、公開初日にIMAX観賞ツアーを企画。多くのファンが広東省の各都市から直通バスで香港を訪れ、貸切上映に参加した。このIMAX鑑賞ツアーが大きな反響を呼んだため、旅行会社は中国のSNS・小紅書(RED)で、今月23日と24日に追加ツアーを実施することを発表している。

ツアーのパッケージ料金は239人民元(約4900円)からで、購入者にはIMAXポスターやポストカードといった限定特典が付く。往路のバスチケットは追加料金で購入でき、その際は深セン湾のイミグレーションから映画館のある商業施設まで直行することが可能だ。

香港電影票房有限公司(香港における映画の興行収入を集計・発表する機関)のデータでは、同作の香港・マカオでの興行収入はすでに3000万香港ドル(約5億6000万円)を突破しており、劇場版「鬼滅の刃」 無限列車編の累計興行収入3229万香港ドル(約6億900万円)に迫っているという。

また、中国本土と海を隔てて隣接する台湾・金門の金獅シネマにも、福建省から「小三通(福建省と台湾・金門を結ぶ直行航路)」を利用した大勢のファンが鑑賞に訪れ、同シネマの公開初日(今月8日)の売り上げは、通常の平日より5割以上も増えたという。

台湾での公開10日間(今月17日まで)の累計興行収入はすでに4億台湾ドル(約19億4000万円)を突破している。今月18日に台湾の配給会社・木棉花が発表した最新データによると、同作は「25年台湾の公開初日の興行収入第1位」、「台湾における前売チケットの歴代最高記録」、「台湾におけるアニメ映画の初週末の興行収入第1位」、「台湾におけるアニメ映画史上最速で1億台湾ドル(約4億8000円)突破」など7つの記録を打ち立てたそうだ。(翻訳・編集/岩田)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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