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卓球のヨーロッパスマッシュ男子シングルスで、中国勢が2回戦までに出場6選手中5選手が敗退するという異常事態に陥っている。写真は温。WTT微博公式アカウントより。
卓球のヨーロッパスマッシュ(スウェーデン)男子シングルスで、中国勢が2回戦までに出場6選手中5選手が敗退するという異常事態に陥っている。
20日に行われた男子シングルス2回戦で、世界ランキング19位の中国の陳垣宇(チェン・ユエンユー)が同16位の韓国のオ・ジュンソンに1-3で敗れた。また、同35位の温瑞博(ウェン・ルイボー)も同4位のカルデラノに1-3で敗戦した。
中国勢は1回戦で同26位の林高遠(リン・ガオユエン)と同9位の向鵬(シアン・ポン)が共に格下相手に敗れて早々に敗退。19日の2回戦では同5位の梁靖崑(リアン・ジンクン)が同103位のラッセンフォッセ(ベルギー)にストレートで敗れた。
中国で残っているのは同1位の林詩棟(リン・シードン)のみだ。中国メディアの騰訊網は「中国男子は全滅に接近!残りは林詩棟ただ一人」と報じた。
中国のネットユーザーからは「男子のレベルが全体的に下落している。コーチ陣の問題ではないのか」「技術と経験が不足している」「コーチがまるで有効な指導をできていない」「馬龍(マー・ロン)や張継科(ジャン・ジーカー)、樊振東(ファン・ジェンドン)がいた時代が懐かしい」といった声が上がった。
一方、18歳の若手・温の試合については「もう十分頑張った。カルデラノ相手に最後の2ゲームはデュースにまで持ち込んだ」「負けはしたけど久々に素晴らしい打ち合いを見た」など、ポジティブに評価するコメントも目立った。
また、「負けも経験。若手にもっとチャンスを与えてあげてほしい」との意見がある一方、「陳や向にはもうたくさんチャンスを与えているが、1回戦や2回戦で負けることがしょっちゅうある」との声や、「(ベテランの)林高遠をいつまで使い続けるのか。期待に応えたことがない」と厳しい声も。
このほか、「林詩棟は大変だな。私は、今大会の優勝は林詩棟かカルデラノか張本智和だと思ってる」とのコメントも寄せられている。(翻訳・編集/北田)
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