中国ファンタジー時代劇ドラマ「子夜帰」が配信をスタートし、唐朝を舞台にしたミステリアスなムードや魅力的なキャラクターが注目され、良好な滑り出しを見せている。

騰訊視頻（テンセントビデオ）とDisney＋（ディズニープラス）で18日に配信をスタートした「子夜帰」は、シュー・カイ（許凱）とティエン・シーウェイ（田曦薇）が主演のファンタジー。話題作が集中する夏季シーズンの最後を飾る大型作品となり、映画・ドラマのデータベース「猫眼専業版」が公開する最新作のヒット指数ランキングでは初登場で2位につけた。

シュー・カイが演じる梅逐雨は、昼間は玄部玄鑑司の小官吏ながら、夜の世界では法術を操る斬妖師。ティエン・シーウェイが演じる武禎は、昼間は遊び好きの令嬢・清河県主で、夜には長安の妖市を仕切る猫妖に。それぞれ表と裏の顔を持つ2人は、昼間は恋人、夜は敵同士へと変身する。

ウェイボーでは、もともと猫顔のティエン・シーウェイが演じる猫妖の姿に人気が集まり、「ティエン・シーウェイの猫妖が心をつかむ」のトピックス閲覧量が短時間で1億回を突破する人気に。TikTok中国国内版「抖音（ドウイン）」でも猫妖への変身シーンの動画が閲覧量8億回を突破するなど、ドラマ人気を押し上げている。（Mathilda）