女性が長生きなのはストレスが少なかったから、男性は平均寿命向上―英研究

Record China    2014年10月20日(月) 8時8分

拡大

15日、英国国家統計局(ONS)の最近の研究によると、働く女性が増加するにつれ、男性と女性の間にあった予想寿命の差が縮まっている。資料写真。

(1 / 2 枚)

2014年10月15日、英国国家統計局(ONS)の最近の研究によると、働く女性が増加するにつれ、男性と女性の間にあった予想寿命の差が縮まっている。その原因は女性が抱えるストレスが増大しているためで、「寿命が長い」という女性の優位性に陰りが見えている。中国新聞網が海外メディアの報道を引用して報じた。

その他の写真

英国で、2011年から2013年に生まれた子供の予想平均寿命は男性78.9歳、女性82.7歳と、3.8歳の差がある。しかし、1980年代は、この差が6歳だった。

その差が縮まっている主な原因は、社会が発展するにつれ、主婦の女性が減り、男性と同じように働くようになっているため、直面するストレスが大きくなっているからと分析されている。現在、女性の喫煙率や飲酒率も男性と肩を並べるようになっており、これも健康を脅かす原因となっている。そのほか、現代社会において、鉱山や建築現場など、危険な肉体労働に従事する男性が減っていることが、男性の予想平均寿命向上につながっている。

現在、英国の主婦は20年前の300万人から200万人まで減少した。専門家は、今の政府政策が、望んでいるかにかかわらず女性が働かなければならない状態にしており、経済的ストレスが女性に悪影響をもたらしていると見ている。(提供/人民網日本語版・翻訳/KN・編集/武藤)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携