拡大
中国メディアの上游新聞は12日、九州地方で豪雨被害に遭遇した中国人観光客について報じた。資料写真。
中国メディアの上游新聞は12日、九州地方で豪雨被害に遭遇した中国人観光客について報じた。
記事は、10~11日に九州地方で記録的な豪雨が発生し、洪水、土砂崩れなどの災害リスクが高まり、複数地域で一部の公共交通機関が運休したことを伝えた。その上で、現地を訪れていたある中国人観光客の話として、「鉄道運休のため小倉に足止めされた。8月8~12日の5日間のJRパスを購入していたが、運休が相次いだので間違いなく損失だ。JRパスは使い始めたら返金不可だ」と伝えた。
また、江蘇省から訪れていた武(ウー)さんは、「突然の豪雨で観光地も閉鎖された。昼食後に列車が全て運休していることが分かり、午後4時発の列車が運行予定だと知ってすぐ予約した。時間通りにホームに行ったが、本来正午に発車するはずの列車がまだ動いてなかった」「午後4時発の列車に乗り込んだが、1時間半座って待った後、車掌が遅延から運休に変更されたと発表し、全員が降ろされた」と振り返った。
また、「周辺のホテルを検索したら、料金が700元(約1万4000円)から2000元(約4万円)に上がっていた上に、すぐに満室になってしまった。バスも豪雨で運休だった。福岡のホテルをすでに予約していたので、仕方なくタクシーで行くことにした。午後8時にようやくタクシーを拾え、10時ごろに無事福岡に到着。2万1000円かかった。日本のタクシーは高いと知っていたので、支払う時は逆にこれくらいで良かったと思った」と話したという。
上游新聞の記事は「中国人観光客が豪雨でタクシー代1000元(約2万円)をかけて移動」とのハッシュタグを付けるなど、豪雨による実際の被害よりも中国人観光客らの移動に通常よりも費用が掛かったという点を中心に伝えている。
中国のネットユーザーからは「高いなあ」「日本のタクシーが高いのは有名」「痛いな。財布が」「1000元ならそんなに高いと思わない」「雨でそれほどまひするとは。日本の交通はそんなに駄目なのか」「以前、日本の下水が高く評価されていいたが、全然じゃないか(笑)」「排水システムは大したことないな」「天気が悪化するのは分かっていたのだから、わざわざ行くのが悪い」「誰のせいでもない。自分が悪い」といったコメントが寄せられている。(翻訳・編集/北田)
Record China
2025/4/18
Record China
2025/7/17
Record China
2025/7/11
Record China
2025/6/3
Record China
2025/5/9
Record China
2025/5/2