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11日、中国のSNS微博では、サッカー元日本代表の本田圭佑がいわゆる「南京事件」をめぐる見解を表明したことが紹介され、注目を集めるとともにユーザーの間で議論を呼んだ。
2025年8月11日、中国のSNS微博では、サッカー元日本代表の本田圭佑がいわゆる「南京事件」をめぐる見解を表明したことが紹介され、注目を集めるとともにユーザーの間で議論を呼んだ。
頭条新聞の微博アカウントは11日、本田が8日にSNS上で「南京事件」に対する故・石原慎太郎氏の懐疑的な意見を転載した上で「僕もそう信じてる」と発言したことを紹介。この書き込みに対して「日本の国内外のネットユーザーが非常に大きな憤りを覚え、コメント欄では多くのユーザーが本田に南京大虐殺関連の書籍や資料を呼んでから再びコメントするよう勧めた」と伝えた。
そして、翌9日に本田が再びSNSを更新し「石原慎太郎さんのことが好きなこともあり、歴史のことは知ってたつもりだったものの、希望的コメントをしました。ただ一次資料などを詳しく調べたら、事実はほぼ歴史通りであると思いました。この点、僕の間違いでした。(改めて勉強するキッカケを頂き、ありがとうございました!)」と自らの誤りを認める書き込みを行ったことを紹介している。
この件について、中国のネットユーザーは「たくさんの参考文献資料も添付して虐殺を証明しようとしていた。決していい加減な謝罪ではないだろう」「(憤慨したのは)大量の日本国内のネットユーザー、ではないだろう」「誤りを認めた態度は受け入れていいと思う。ただ、歴史をひた隠す日本の基礎教育の問題は深刻だな」「最初に彼が否定したのは、彼自身のせいばかりとも言えない。日本の教育はこれまでずっとこの部分の歴史を認めてこなかったし、中国侵略の動機さえ美化してきたからだ」「本田はやっぱり正直だった」「本田にもざんげの心と良心があった」など本田に対する好意的な見方と同時に、日本の政府や教育制度を改めて批判するようなコメントを残している。(編集・翻訳/川尻)
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