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日本マクドナルドのハッピーセットの「ポケットモンスター(ポケモン)」のおまけをめぐり、転売やフードロスが問題になっていることについて、中国のSNSでも多数の関連投稿が見られている。
日本マクドナルドのハッピーセットの「ポケットモンスター(ポケモン)」のおまけをめぐり、転売やフードロスが問題になっていることについて、中国のSNSでも多数の関連投稿が見られている。
マクドナルドはハッピーセットのおまけとして「ポケモン」のおもちゃを8月8~14日の第1弾と、8月15~21日の第2弾に分けて配布する。このほかに、8月9~11日の3日間限定でオリジナルポケモンカードの配布が予定されていた。
しかし、発売日前からフリマサイトでカードが出品されていたほか、発売当日には購入を希望する多くの人が店舗を訪れパンク状態に。転売目的で大量に購入する人や、カードやおまけだけを持ち帰り食べ物は店内や付近に放置していく人が現れるなど、大きな騒動になった。
中国のSNS・小紅書(RED)上でも関連の投稿が相次いだ。あるユーザーはマクドナルドの食品を大量に自宅の床に並べた動画を投稿し、「食べきれないよ。同僚がどうしてもって、よこしてきた。困ってる」とつづった。
別のユーザーは、道の脇にマクドナルドの食品を大量に放置した写真を投稿し、「西日暮里の駅のそば、無料でマクドナルド差し上げます。私はカードが欲しいだけで食べ物はいらないので、近くの人たちは朝食としてどうぞ持っていってください」と呼び掛けた。コメント欄では、実際にもらいに行った人が感謝の言葉を投稿している。
また別のユーザーは「転売ヤーは本当に努力している。朝7時から始まった。そんなに買って食べ切れるの?捨てるの?」と書き込み、ある店舗の店先で数十袋のマクドナルドの袋を並べ、購入者とみられる人物がその脇で地べたに座り込んでいる写真を投稿した。
さらに別のユーザーは「中国人が日本で差別される?」と題し、マクドナルドの店内で制限を超える数のハッピーセットを購入しようとした中国人とみられる客を、他の客が厳しい言葉で注意する動画を投稿。同ユーザーは「海外で差別される原因の多くは(中国人という)身分ではなく、あなたの行動なのだ!」と中国人による買い占め、転売行為を批判している。
このほか、街なかに無造作に捨てられたマクドナルドの食品の写真を複数枚アップし、「ピカチュウのカードのために捨てられる食品が多すぎる」と嘆くユーザーもいた。
マクドナルドは9日、公式サイトで「ポケモンカードの配布は、予想を上回る売れ行きのため、多くの店舗で終了となりましたことをご案内申し上げます。早期の配布終了により、楽しみにしてくださっていたお客様のご期待にお応えできなかったことを心よりおわび申し上げます」と謝罪。その後、過去にも同様の問題が起きているにもかかわらず一向に対策を取らない同社に批判の矛先が向くと、ようやく「より厳格な販売個数制限を設ける」などの再発防止策を打ち出した。(翻訳・編集/北田)
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