勝利後に中国の監督が握手してくれない、張本智和の訴えに中国ネットの反応は

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10日、横浜で行われた卓球WTTチャンピオンズ横浜の男子準々決勝で中国選手を破った張本智和が、試合後の相手監督の態度に苦言を呈したことが中国のSNS微博で注目を集め、議論を呼んだ。写真は勝利後の張本。

2025年8月10日、横浜で行われた卓球WTTチャンピオンズ横浜の男子準々決勝で中国選手を破った張本智和が、試合後の相手監督の態度に苦言を呈したことが中国のSNS・微博(ウェイボー)で注目を集め、議論を呼んだ。

80万人のフォロワーを持つアカウント「吃瓜比賽冠軍」氏は10日、準々決勝で張本が中国の向鵬(シアン・パン)に勝利した後のインタビューで、中国の王皓(ワン・ハオ)監督がまともに握手をしてこなかったことに苦言を呈したとし、日本メディアが報じた内容として張本が「相手の監督はいつも負けたら、ちゃんと握手をしてくれない。林詩棟(リン・シードン)戦で勝った時とか、今日のように勝った時は顔も合わせてくれない。王楚欽(ワン・チューチン)に負けた時には自信を持って握手してくれる。もう少しリスペクトを持ってほしいなと思う。強いのは認めるが、そういうのは良くないと思う」と語ったことを紹介した。

同アカウントはまた、日本のテレビ局が撮影した現場の映像も紹介。勝利した張本が王監督の方へ歩み寄ると、「王監督は進んで手を伸ばして握手をし、その後向とともに試合を振り返っていた」と伝えた。ただ、実際に映像を見てみると、王監督は確かに張本に向かって自ら手を伸ばしているものの体は横を向き、視線はほとんど張本に合わせることはなかったように見える。また王監督の動きは「握手」というよりは「軽いタッチ」であり、「タッチ」を終えるとすぐさま向かうに対し真剣な面持ちで指を差して何かを言っていた。「握手」をしてもらえなかったためか、張本は自らのベンチに戻る途中で振り返り、王監督に何か言ったよう見え、王監督はちらっと一瞥を返したように見えた。

この件について、中国のネットユーザーは「握手は形式的なものに過ぎない。王監督は歩み寄って握手するのを待っていた。どこに無礼な態度があったというのか。お辞儀でもしろというのか」「自分が偉いと勘違いしているのではないか」「審判だってちゃんと握手なんかしてないぞ」「ベスト4進出を決めただけで、こんなに有頂天になるなんて。叫んで飛び跳ねて、服まで脱いで。しかも王監督を待たせていた」「張本は長い時間派手なパフォーマンスをしないで、すぐに握手しに行くべきだった。中国の監督には長い時間待つ義務はない。むしろ張本にリスペクトが感じられない」など、王監督の行動に落ち度はないとし、張本の主張を批判するコメントを多く残している。(編集・翻訳/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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