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渭河盆地深度掘削計画第1期プロジェクトが始まりました。
中国陝西省北西部の渭水流域に広がる渭河盆地で7月28日、渭河盆地深度掘削計画第1期プロジェクトが始まりました。1万メートルを超える掘削作業を通じて、6600万年にわたる東アジアの気候変動の秘密を探ります。
この掘削計画は中国科学院が複数の国の科学者らと共同で発足させたプロジェクトで、1万メートル超えるボーリングにより岩芯を採取し、岩石圏、水圏、生物圏の相互作用と進化プロセスを研究します。これにより、約6600万年前の新生代における東アジアの気候環境変化のパターンを明らかにし、地熱とヘリウム資源の潜在性を評価します。
計画では、渭河盆地で実施する掘削作業は2段階に分けられます。今回開始した第1段階では、上層部3000メートルを覆う堆積岩地層を採取し、今から1000万年前までさかのぼり、中新世後期以降の東アジアの水文と気候変動のパターンを再構築します。第2段階では7500メートルから1万メートルの深さまで掘り進み、深部地層の地熱とヘリウム資源の潜在性を評価するとのことです。(提供/CRI)
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