高速鉄道で8時間のうち7時間以上電話する客=鉄道当局「やめるよう強制はできない」―中国

Record China    2025年7月28日(月) 17時0分
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中国メディアの光明網は27日、高速鉄道を利用した乗客から車内で長時間電話をしていたとのクレームが出ていると報じた。

中国メディアの光明網は27日、高速鉄道を利用した乗客から車内で長時間電話をしていたとのクレームが出ていると報じた。

記事によると、当事者の乗客は25日にネット上で「ある“偉い人”が朝8時半に乗車してからずっと電話をかけ続け、部下の報告を聞いては業務の指示を出していた。この状態は昼の12時まで続き、“偉い人”はようやく食事のために電話をやめた。やっと静かになると思ったが10分後には再び電話を始めた」と振り返り、「この“偉い人”の電話は8時間ずっと続くのだろうか?」などとつづった。

また、同乗客はこの出来事に遭遇したのはビジネスクラスの車両で、8時間の移動の間に“偉い人”が電話していた時間はなんと7時間以上にも及んでいたとしている。

乗客の長時間の電話について、中国の鉄道プラットフォーム「12306」のカスタマーサービス担当者は「もし相手の通話が休息の妨げになると感じた場合は、乗務員に申し出てください」としつつ、「(鉄道の規定には)旅客が通話や会話をすること自体を禁止する特別な条項はありません」とも説明。申し出があっても当該乗客に通話を止めるよう強制することはできず、「お願い」することしかできないとした。

ネットユーザーからは「通話をする場合は車両の連結部で行うように乗客に促すべきでは」との意見も出たが、カスタマーサービス担当者はこれについても「現時点では、そのように乗客に強制する規定はありません」と回答。「できるだけ“静音車両”を選んでチケットを購入してほしい」と呼び掛けている。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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