イラン南東部スィースターン・バルーチェスターン州の州都ザーヘダーン市にある司法機関のビルで現地時間7月26日、テロ襲撃事件が発生し、現在までに少なくとも5人が死亡し、13人が負傷したということです。

イラン司法機関情報センターは、身元不明の武装集団が26日午前にザーヘダーンの司法機関を襲撃し、現在ビル内の衝突は終結したと発表しました。また、イランメディアの報道によると、テロ組織「ジャイシュ・アル・アドル（正義の軍隊）」が今回の襲撃について犯行声明を出しました。メディアによると、襲撃者のうちの3人が殺害されたと伝えられています。

「ジャイシュ・アル・アドル」は2012年に結成され、イランのスィースターン・バルーチェスターン州とパキスタンの国境地帯で活動しており、過去にもイランに対して複数回のテロ攻撃を実行しています。同組織はイランなどからテロ組織と認定されています。（提供/CRI）