ラブブの飢餓商法を否定、「ミシンが煙を噴くほど稼動」―台湾メディア

Record China    2025年7月29日(火) 6時0分
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世界各地で大人気を博しているキャラクターぬいぐるみのラブブの製造販売元であるポップマート創業者の王寧CEOは、出荷量を故意に減らす飢餓商法はしておらず「「ミシンが煙を噴くほど稼動」などと説明した。

世界各地で大人気を博しているキャラクターぬいぐるみのラブブ(LABUBU)の製造販売元であるポップマートの創業者である王寧最高経営責任者(CEO)はこのほど取材に応じて、ラブブについて出荷量を故意に減らして関心度を高める「飢餓商法」は、断じて行っていないと述べた。王CEOは、「ミシンが煙を噴くほどフル稼働している」などと説明した。台湾メディアの聯合早報などが伝えた。

王CEOによると、ポップマートは現在、月間約1000万体のラブブを販売しており、需要が増加し続けていることに対応するため、サプライチェーンの改善に全力を注いでいる。王CEOは、ラブブが世界的に認められるキャラクターになり人気が急上昇しているため、サプライチェーン全体の能力向上が追い付いていないのは事実と認めた。

世界各地でラブブの品薄状態が発生しているため、ポップマートに対しては、出荷量を故意に減らすことで商品に対する関心度を高めて需要を喚起する「飢餓商法」を行っているのではないかとの疑念も出ている。

しかし王CEOは、「毎月生産能力を向上させており、ミシンも煙を噴くほどフル稼働している」と断固として否定。さらに、「生産力は毎月拡大している。今月の生産力は先月の2倍であり、来月にも大幅に拡大するだろう」と述べた。王CEOはまた、「(生産量を1カ月当たりで)倍にしか伸ばせず、10倍にできないのはなぜかと言えば、品質管理が非常に難しいからだ」と説明した。

ポップマートは7月15日に業績予測を発表した。ラブブシリーズの世界的なヒットにより、今年上半期の純利益は前年同期比で少なくとも350%増、売上高は少なくとも同200%増に達したとみられるという。(翻訳・編集/如月隼人

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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