中国とインドの外交当局による第34回中印国境問題協議調整メカニズムの会合が7月23日、インドのニューデリーで開催されました。外交部辺界・海洋事務司の洪亮司長と、インド外務省東アジア局のゴウランガラール・ダス局長が会議を主宰し、両国の外交、国防、出入国管理など関係部門の代表が出席しました。

会合では、両国首脳の重要な共通認識に基づき、中印国境問題に関する特別代表による第23回特別代表会議の成果を踏まえ、第24回特別代表会議の準備を進めることについて意見が交わされました。両国は、昨年以降の国境情勢の安定化を前向きに評価したほか、国境線の画定交渉や管理体制の構築、国境を挟んだ地域間交流の促進など幅広い分野で率直かつ踏み込んで意見を交換し、一定の共通理解に至ったとのことです。両国は今後も外交・軍事面で連絡を保ち、国境地域の平和と安定を共に維持していく方針です。（提供/CRI）