2014年10月10日、中国広西チワン族自治区梧州市の中学校で、副校長が長髪の男子生徒数十人を校内の空き地に呼び出し、強制的に髪を切っていたことが分かった。13日付で澎湃新聞が伝えた。

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副校長は校内放送で、教師や他の生徒らに見学するよう呼び掛けてもいた。

副校長によると、生徒の6〜7割は保護者が出稼ぎのため不在で、年に1、2度しか親に会えないという。

副校長は「何をすべきで何をすべきではないか、子どもたちに教える人がいない。韓国や日本の若者のスタイルなど社会の良くない影響を受け、髪を染める生徒もいる。清潔感のある中学生のイメージとほど遠い」とした上で、強制的に髪を切ったことについて「教師としての良心と責任から出た行為。保護者や生徒本人のためを思ってやった。繰り返し注意しても改めないのなら、教師がやるしかない」と話している。（翻訳・編集/NY）