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15日、香港メディア・香港01は、広東省深圳市の地下通路に設置された点字ブロックがトイレに直通しており、物議を醸していると報じた。
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2025年7月15日、香港メディア・香港01は、広東省深圳市の地下通路に設置された点字ブロックがトイレに直通しており、物議を醸していると報じた。
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記事によると、あるネットユーザーが12日、深圳地下鉄の駅につながる地下通路に設置された点字ブロックが商業施設の出口ではなく、出口に隣接するトイレにつながっているとする画像をネット上に掲載し、ネット上で議論を呼んだ。
ネットユーザーからは「これは理解に苦しむ。なにか特別な理由でもあるのだろうか」「地下鉄だけじゃない。道路上でもほとんどの点字ブロックがただの飾りになっている」「工事の段階で図面を見間違えたのだろうか」といった批判的なコメントが多く寄せられた一方で「急いでトイレを探している視覚障害者にとっては頼りになる」「商業施設は後からできたもので、もともとトイレに誘導するために設置されたもの」と説明するユーザーも見られたという。
記事によると、この地下通路から地下鉄駅に入るためには途中で「深鉄匯坊」という商業エリアを通過する必要があるが、通路に設置された点字ブロックは商業エリアにはつながっておらず、隣にあるトイレにつながっているという。「深鉄匯坊」内には点字ブロックが設置されておらず、エリアを抜けた先の駅につながる通路にはブロックが設置されているとのことだ。
深圳市のバリアフリー都市計画では「駅構内外の点字ブロックは連続していて、途切れないようにすること」と規定されているといい、同市バリアフリー環境促進会の余冠彬(ユー・グワンビン)会長は、地下通路と商業施設における点字ブロックの連続性を確保する必要があるとコメントした。(編集・翻訳/川尻)
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