中国メディアの快科技によると、中国の高速鉄道車内で小型の電気鍋を使用している乗客が目撃された。

ネット上に投稿された動画には、座席の足元に設置されたコンセントに電気鍋の電源コードを挿して使用している様子が映っていた。

これについて、中国国家鉄路集団のオンラインサービス「12306」の担当者は、「高速鉄道のコンセントは、スマートフォンやタブレットなどの小型電子機器の充電に限って使用できる。電気鍋などの電気器具は車内への持ち込みは可能だが、使用は固く禁止されている」とし、「電気鍋から出る蒸気によって、列車の煙感知器が作動する可能性があり、その結果として列車が急ブレーキをかけることになり、正常な輸送秩序が乱れるだけでなく、運転の安全に危険が及ぶことになる」と回答した。

これについて、中国のSNS上では「これはダメだと常識的に考えたら分かるでしょ」「なぜこんな人がいるのか」「安全が前提なのだから、こういう行為はやめて」「乗務員は気づかなかったの？」などのコメントが寄せられた。（翻訳・編集/柳川）