「40匹捕まえた!」日本で食用にセミの幼虫を大量捕獲する中国人たち、中国SNSには「やめて」呼び掛けも

Record China    2025年7月16日(水) 8時0分

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東京の公園で外国人がセミの幼虫を大量に捕獲し、公園側が注意書きを掲示する事態になっている。中国のSNS上でも日本のセミに関する投稿が相次いでいる。

東京の公園で外国人がセミの幼虫を大量に捕獲し、公園側が注意書きを掲示する事態になっている。

香港メディアの香港01は14日、日本の報道を引用し、東京・江東区の猿江恩賜公園では4~5年前から、深夜から明け方にセミの幼虫を大量に捕獲する人が目撃されるようになり、園内各所に日本語、中国語、韓国語、英語の4カ国語で「セミの幼虫を採取しないでください。子どもたちがセミを楽しみにしています」と書いた注意書きを設置していることを伝えた。

また、管理会社の職員が巡回中にセミの幼虫を捕獲していた中国人とみられる人物を注意したところ、「日本語分からない」ととぼけたり、「なぜ取ってはいけないのか」と反論したりしたという事例を紹介。中国人らが食用目的で大量に捕獲している疑いがあること、江東区以外の区や埼玉県でも同様の対策が取られたことを伝えている。

中国のSNS・小紅書(RED)には、日本でセミの幼虫を食用として捕獲している様子が多数投稿されている。今月上旬に大阪市の公園でセミを捕獲したユーザーは「目立たない小さい公園だが20分で40匹以上捕まえた。1本の木に平均3~4匹。そばの草むらにもいた」などと報告し、公園の所在地を詳しく紹介している。

一方、別のユーザーは「中国人が猛烈に日本人の頭を悩ませる季節がまたやってきた」とし、公園内にセミの幼虫を捕獲しないよう呼び掛ける掲示が設置されている写真を投稿した。

また別のユーザーは「中国の田舎ではセミの幼虫は子どもたちにとってのおいしいおやつだった。でも、日本にはセミを食べる習慣はない」と説明し、日本ではセミは夏の風物詩であり、その鳴き声は子どもたちの記憶に刻まれていくものであるため、「どうかセミの幼虫を食べないでください」と日本在住の中国人らに呼び掛けている。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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