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台湾メディアの中時新聞網は9日、コンサルティング会社PwCの最新の報告書によると、2035年までに半導体生産の3分の1が銅供給の混乱に直面する可能性があるとするロイター通信の記事を紹介した。
台湾メディアの中時新聞網は9日、コンサルティング会社プライスウォーターハウスクーパース(PwC)の最新の報告書によると、2035年までに半導体生産の3分の1が銅供給の混乱に直面する可能性があるとするロイター通信の記事を紹介した。
記事によると、銅は、あらゆるチップの回路に使われる何十億本もの微細配線に使われている。代替素材の研究は進んでいるが、現状では価格と性能において銅に匹敵するものはない。
世界最大の銅生産国であるチリでは、水不足により生産が減速している。PwCによると、35年までに半導体産業に銅を供給している17カ国の大多数が干ばつのリスクに直面することになるという。
報告書によると、中国、オーストラリア、ペルー、ブラジル、米国、コンゴ(旧ザイール)、メキシコ、ザンビア、モンゴルの銅鉱山会社も影響を受け、世界の半導体製造地域はいずれもリスクから逃れられない。チリの銅生産の25%が中断の危機に瀕しており、その割合は10年以内に75%、50年までに90〜100%に増加する可能性がある。チリとペルーは、採掘効率の向上と淡水化プラントの建設を通じて水供給の確保に取り組んでいる。(翻訳・編集/柳川)
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