日中の料理と歴史の意外な関係、日本風にアレンジされた料理は…―中国誌

Record China    2014年10月15日(水) 12時15分

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13日、中国誌「壹読」は、日本人に好まれている代表的な中華料理について、日中の歴史という観点から紹介する記事を掲載した。写真は日本における代表的な中華料理である麻婆豆腐。

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2014年13日、中国誌「壹読」は、日本人に好まれている代表的な中華料理について、日中の歴史という観点から紹介する記事を掲載した。

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中国の伝統的な料理区別とは異なり、日本では中華料理は四川、北京、広東、上海の4ジャンルに大きく分けられている。さらに、各地方料理が指すものも日本と中国では違いがある。例えば日本でいう北京料理には東北部の郷土料理も含まれているし、日本の上海料理は福建省や江西省の料理も含むほか、一言で言えば甘いという特徴がある。

実は料理のジャンル分けや内容が日中で異なることは、両国の歴史に深い関係がある。日本の広東料理は19世紀末、日本に出稼ぎにやって来た中国人がもたらしたもので、製法や味には広東料理の特徴がよく残っている。北京料理と称される東北料理を含むものは、第2次世界大戦前後に中国へ侵入した日本軍や中国に移民した日本人を通じて日本に紹介された。

四川料理は1960年代に四川出身の陳健民というコックが日本のテレビに出演し、麻婆豆腐やエビチリを日本の家庭に広めた。上海料理については、日本の高級中華レストランで働くシェフの多くは1980年代の改革開放時期に日本に渡った上海料理のシェフだ。ただし、どの地方料理も味の方は日本風にアレンジされており、ほとんどの料理は中国人にとって甘いと感じる。(翻訳・編集/YM)

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