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中国メディアの快科技は、ファウンドリ(半導体受託生産)の世界最大手、TSMCの従業員1人当たり賞与が人民元換算で44万元超であるのに対し、サムスン電子のファウンドリ事業部は一銭も受け取れないと伝えた。
中国メディアの快科技は7日、ファウンドリ(半導体受託生産)の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の従業員1人当たり賞与が人民元に換算すると44万元(約880万円)超であるのに対し、サムスン電子のファウンドリ事業部は一銭も受け取れないとする記事を掲載した。
記事はまず、TSMCについて、人工知能(AI)向け半導体の需要拡大の恩恵を受け、2024年1年間の決算は、売上高が前年比34%増の2兆8900億台湾元(約14兆4500億円)、純利益が同40%増の1兆1700億台湾元(約5兆8500億円)で、ともに過去最高だったことに触れた。
その上で、TSMCが今月初めに昨年の業績に連動した賞与を支給したことに触れ、取締役会で承認された総額は1405億9000万台湾元(約7029億5000万円)で前年を40%余り上回って過去最高を記録し、従業員数7万7000人で計算すると1人当たり180万台湾ドル(約900万円)を上回ると伝えた。
記事は「TSMCと対照的なのが、ファウンドリ世界2位のサムスン電子だ」とし、サムスンが先ごろ発表した25年上半期の目標達成奨励金(TAI)の支給率によると、半導体を担当するデバイスソリューション(DS)部門の支給率は、メモリー事業部が25%、システムLSI事業部が12.5%で、ファウンドリ事業部は受注不振による赤字が続き0%となったことを紹介した。(翻訳・編集/柳川)
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