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中国のSNS・小紅書(RED)に7日、「どうして高速鉄道の洗面台に日本語が書いてあるの?」との投稿があり、反響を呼んでいる。写真は和諧号。
中国のSNS・小紅書(RED)に7日、「どうして高速鉄道の洗面台に日本語が書いてあるの?」との投稿があり、大きな反響を呼んでいる。
投稿者は中国高速鉄道の車内の洗面台で撮影した写真を添付。周囲には中国語で「(洗面ボウルに)物を投げ込まないでください」などと書かれているが、洗面ボウルには手の図案と共に日本語で「石けん」「水」「温風」などと書かれている。
この投稿に中国のネットユーザーからは「これは確かに日本語だ」「日本製?」「ぶち壊せ」「通報したか?」「厳正なるボイコットを求める」「完全なる自主開発ではなかったのか?」「高速鉄道はわれわれの『新四大発明』じゃなかったのか?」といった声が上がった。
また、「そういうことは聞くな。深く聞くと愛国じゃなくなる」「あんたは国家機密に気付いてしまったな」「高速鉄道発展史を学べば、答えにたどり着くよ」「川崎重工(から購入)」など、遠回しな言い方で表現するコメントも多かった。
ただ、多くの人は理解しているようで「おめでとう。最初期にまるごと輸入した和諧号に乗ったんだね」「高速鉄道も最初は日本の技術だった」「日本から輸入したCRH2Aが今も走り続けているとは」「今ではもうかなり少ないんじゃないか?」「写真撮っておいた方がいいよ」「日本の鉄道オタクの中には当時わざわざ中国まで乗りに来ていた人もいたな」といった声が多かった。
また、「最も古いタイプの高速鉄道だ。みんな日本からそっくり輸入してるから」「CRH2Aに乗ったってことだ。座席のシートをめくったらJRの座席が出てくるかもしれないぞ」「初期の鉄道技術は日本やドイツ、フランスなどから輸入したもの。その後、部品を解体して分析して模倣して彼らの技術を吸収し、独自開発して経験を蓄積した。だから初期の列車が日本製なのはおかしなことではない」といったコメントも。
このほか、あるユーザーは「最初期の列車は汚くてボロボロ。やはり国産がいい」と主張したが、「『汚くてボロボロ』なのは誰が管理していたかと関係があるんだよ」との返信が付いた。一方で、「(後に中国が)独自開発したのは本当のことだ」「鉄道技術で日本が先んじていたことは事実。でも、今では中国の高速鉄道技術の方が日本より優れていることもまた事実」と主張するコメントも寄せられている。(翻訳・編集/北田)
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