大人気の日本のあの商品、機内持ち込みできず空港で「涙の廃棄」続出―台湾メディア

Record China    2025年7月7日(月) 21時0分

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台湾人にとって、日本を旅した際に「日本の特色ある品」を買うことも大きな楽しみだ。ところが、人気があるのに、「二重の意味」で航空機内への持ち込みができず、空港で放棄せざるをえない事例が続出している。

台湾人にとって日本は大人気の旅先だ。そして日本を旅した際に、「日本の特色ある品」を買って帰ることも大きな楽しみだ。ところが、台湾人の間で人気があるのに、「二重の意味」で航空機内への持ち込みができず、空港で放棄せざるをえない事例が続出している。台湾メディアの中時新聞網が伝えた。

台湾人に人気だが、帰途の飛行機に持ち込めない商品とは、キンチョーの「蚊がいなくなるスプレー」だ。手荷物として客室内に持ち込むことは禁止され、託送荷物として預けて運んでもらうこともできない。

日本の空港で地上勤務をしているという台湾人女性はSNSに、「機内に持ち込めないことを知らずに日本でキンチョーの蚊がいなくなるスプレーを大量に買って、港で全部捨てる羽目になった台湾人に何度も出会っています」と投稿した。同女性はさらに、「1本が998円もします。どうかみなさん、お金を節約してください。美味しいものを食べる方がずっといいですよ」と書き込んだ。

同投稿は大きな反響を呼んだ。「自分も空港で捨てた。地上職員から渡された『禁止物品の画像』を見て、仕方なく捨てました」と経験を披露する投稿もあった。事情に詳しい人からは「日本では殺虫剤や蚊がいなくなるスプレーの機内持ち込みは禁止されています」「昔から持ち込めませんでした。一部の人が台湾まで持ち帰れたのは、たまたま検査に引っかからなかっただけ」と指摘する投稿もある。

キンチョーの台湾正規代理店も、SNSを利用して、「台湾人の皆さん、どうかどうか、キンチョーの蚊がいなくなるスプレーを空港で持ち込もうとしないでください」と注意喚起した上で、「二重の意味」で機内に持ち込めないと説明した。まず、スプレーの内容物が可燃性であることだ。さらに、殺虫剤であることだ。日本の法律では、可燃物も農薬殺虫剤類も、航空機内に持ち込むことが禁止されており、各航空会社も法律に沿う形で規則を定めている。

正規代理店の投稿者は、機内持ち込み禁止の規則を「航空機を利用する乗客の安全を守るため」と説明した上で、「2本、4本、最も多くて6本も捨てられたという報告が多数寄せられておいます。本当に胸が痛みます」と嘆いた。(翻訳・編集/如月隼人

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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