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欧州訪問中の王毅外交部長は現地時間4日、パリでフランスのバロ外相と会談した後、共同記者会見を行いました。
欧州訪問中の王毅外交部長は現地時間4日、パリでフランスのバロ外相と会談した後、共同記者会見を行いました。
イラン核問題および当面の中東情勢について問われた王部長は、「イラン核問題は本来、対話と協議による国際紛争の解決の模範となるはずだった。しかし、現実には中東地域の新しい危機を引き起こしている。世界は平和からのノックの音を聞いたものの、最終的にその扉を開くことはできなかった。中国はこれを深く遺憾に思っている」と述べました。
王部長はまた、「中国側のイランの核問題における立場は明確で一貫している。中国はイランの最高指導者が『イランが核兵器を開発することはない』と繰り返し公言していることを重視する。また同時に、イランが『核拡散防止条約』の締約国として、原子力の平和利用の権利を持つことも尊重する」と述べ、「これを踏まえた上で、関係当事者はイラン核問題の解決に向けた新たな国際協議を加速させ、イランの核活動を完全に国際原子力機関(IAEA)の厳格な監督と保障の下に置くべきだ」と強調しました。
王部長はさらに、「戦争ではイランの核問題を解決できず、武力の乱用はより大きな衝突を招くだけだ。一国の主権国家の核施設を空爆するという米国の蛮行は、悪質な前例を作った。『まずは実力、平和はその後』という理屈は、強権のロジックだ。力の有無で是非が決まるなら、ルールや道理はどこにあるのか。力だけでは真の平和は得られない」と述べました。(提供/CRI)
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