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山西省初の国家考古遺跡公園「陶寺国家考古遺跡公園」が開園しました
中国北部の山西省にある初の国家考古遺跡公園である「陶寺国家考古遺跡公園」の開園式が1日に同省臨汾市襄汾県の陶寺遺跡博物館南広場で行われました。
陶寺遺跡は今から4300〜3900年前にかけての新石器時代後期・龍山文化に属する大規模集落遺跡であり、総面積は約400万平方メートルに及び、中華文明形成の鍵となる時期の核心集落でもあります。中華文明5000年余りの歴史を実証する重要な拠点として、中華文明発展史における代表的な意義を持っています。1988年に全国重点文物保護単位(第3陣)に指定され、2017年には国家考古遺跡公園設立計画リストに登録されました。
陶寺遺跡は「中華文明探源プロジェクト」における四大都城性遺跡の一つであり、世界最古の天文観測施設、考古学的に確認された最古級の文字「文」と「堯」、王権の礼制を象徴する壮大な都の遺構、さらに中華トーテムを描いた彩色龍盤などが出土しています。
同遺跡公園の計画総面積は519.38ヘクタールで、現在は遺跡博物館、陶寺天文考古展示館、宮城城壁、宮殿区および発掘調査現場などの展示エリアが公開されています。(提供/CRI)
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