拡大
今年4月に発表された「中国人工知能地域競争力研究報告」によると、中国では2024年に人工知能の産業規模が7000億元を超え、数年連続で20%以上の成長率を維持しています。
今年4月に発表された「中国人工知能地域競争力研究報告」によると、中国では2024年に人工知能(AI)の産業規模が7000億元(約14兆円)を超え、数年連続で20%以上の成長率を維持しています。AIはスマートロボット、無人運転、スマートホームなど新興産業の発展を促進するとともに、実体経済と深く融合して、多くの新産業、新業態、新モデルを生み出し、AI関連職種は就職市場の「人気職種」となっています。
IT企業もAI人材の採用ブームを加速させています。中国の大手オンライン求人会社「智聯招聘」が今年2月に発表したデータによると、大学生等に向けた今年の春季採用活動1週目には、AI業界の求人数が前年同期比33.4%増加して業界トップとなり、AIエンジニアも69.6%の伸び率を示し、職業ランキングでトップになりました。中国を代表する世界的なIT企業アリババグループを例に挙げると、同社が2026年春季採用で大卒者向けに提示した3000人を超える雇用のうち、AI関連の職位は約半分を占めているとのことです。
また、各大手求人サイトを検索すると、AI関連職業の待遇はかなり手厚いことがわかります。大規模言語モデルディープシーク(DeepSeek)が今年2月に発表した求人では、ほとんどの職種の初任給は2万元(約40万円)以上で、基幹システム開発エンジニアは6〜9万元(約120〜180万円)となっています。「杭州六小龍」の一つと呼ばれる中国浙江省のロボットメーカー杭州宇樹科技(ユニツリー・ロボティクス)が発表した「ロボット制御アルゴリズム専門家」の年収は、130万元(約2600万円)にも達しています。(提供/CRI)
Record China
2025/7/3
Record China
2025/7/3
Record China
2025/7/3
Record Korea
2025/7/3
Record China
2025/7/3
Record China
2025/7/2