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中国国家航天局は7月1日、惑星探査プロジェクト天問2号探査機が軌道上で撮影した地球と月の画像を発表しました。
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中国国家航天局は7月1日、惑星探査プロジェクト天問2号探査機が軌道上で撮影した地球と月の画像を発表しました。この探査機は軌道上で33日以上にわたり運行されており、地球から1200万キロメートル以上離れた位置で正常に作動中です。
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今回公開された画像は、地球から約59万キロメートル離れた位置で撮影した地球の画像と、月から約59万キロメートルの距離で捉えた月の画像の2枚です。いずれも探査機に搭載された狭視野ナビゲーションセンサーで撮影された画像で、機器の優れた性能が実証されました。画像は地上に伝送された後、研究チームによる処理を経て作成されました。
天問2号は約10年にわたり、深宇宙の探査を続ける予定で、中国初の惑星間サンプルリターン任務となります。1回の打ち上げで複数の探査任務を遂行する計画で、小惑星2016HO3の探査とサンプルリターンの後、メインベルト彗星「311P」の科学探査に移行します。これらは地球から極めて遠く離れているため作業周期が長く、天問2号の任務における難点の一つです。
天問2号は複数の機能の異なる各種カメラを搭載しています。研究チームは任務計画に基づき、レンズの位置、構図、角度を事前に設計し、確実な画像取得を確保しています。(提供/CRI)
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