劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章の本予告に登場した人気キャラクター・我妻善逸（あがつまぜんいつ）の表情が中国のSNS・微博（ウェイボー）で話題になっている。

「鬼滅の刃」は吾峠呼世晴（ごとうげこよはる）氏の漫画が原作。主人公の竈門炭治郎（かまどたんじろう）が、鬼にされた妹・禰豆子（ねずこ）を人間に戻すために鬼を倒す集団である「鬼殺隊」に入隊し、我妻善逸、嘴平伊之助（はしびらいのすけ）ら仲間と共に鬼と闘う姿を描く。

2019年4月からテレビアニメ「竈門炭治郎 立志編」が放送され、その最終話から続く物語として、20年10月に劇場版「無限列車編」が上映、21年10月からテレビアニメ「無限列車編」が放送された。さらに21年12月からテレビアニメ「遊郭編」、23年4月から「刀鍛冶の里編」、24年5月から「柱稽古編」が放送された。そしてこの続きを描く「無限城編」が3部作の劇場版として制作されることとなり、第一章が7月18日に公開される。

6月28日に「劇場版『無限城編』公開記念！『鬼滅の刃』全七夜特別放送」内で「無限城編」第一章の本編映像を用いた本予告が解禁され、普段は臆病な性格の善逸が敵の鬼に向かってにらみつけるような表情を見せたカットが映し出された。

この映像カットが微博で約467万人のフォロワーを持つアカウントによって共有されると、中国のネットユーザーから「かっこよすぎてほれた」「本気の時は最高にかっこいい」「騒がしくない時の善逸が一番かっこいい」「正直言って、このキャラは本当にかっこよすぎる！」「登場10秒で視聴者を沸かせるほどのかっこよさだった」などのコメントが集まり、話題となった。

また、「普段は頼りなさそうなのに、いざというときには立ち向かう『ギャップ萌（も）え』がたまらなく好き」「普段は頼りないけど、大事な場面ではきっちり決めるっていうの、現実ではなかなかないよね。普通なら頼りない人に大事なことなんて任せられない。でも善逸は違う。どんなに苦しくても、最後はちゃんと勝ってくれるって信じられる」とのコメントも寄せられた。

一方で、「このシーンを思い返すだけでもつらい」「みんな善逸のことをかっこいいって言ってるけど、本当はすごく苦しんでるんだよね」とのコメントもあった。（翻訳・編集/岩田）