中国メディアの環球時報によると、香港英字メディアのサウスチャイナ・モーニング・ポストはこのほど、巨大な蓮の葉で顔を覆い日焼け対策する中国の若者について取り上げた。

記事はまず「中国の若者は最新の発明である蓮の葉で作ったフルフェイスマスクで自家製の日焼け対策を新たなレベルに引き上げた」とし、少なくとも顔の2倍の大きさの巨大な蓮の葉で顔を覆い、目と鼻のところには穴が開けられていて、それをひもの付いた帽子やヘルメットで固定して外出する様子が映った動画がSNS上で拡散していることを紹介した。

記事によると、この動画はSNS上で大爆笑をさらい、蓮の茎がまだ葉に付いていることから、巨大な蚊や、うそをつくと鼻が長くなるディズニーキャラクターのピノキオのように見えるとの声も寄せられた。一方で、この状態でスクーターを運転するのは危険だと評する人もいた。

記事によると、この新しいトレンドは中国人が発明した新しく奇妙な日焼け防止ツールの一つにすぎない。十数年前には、中国東部の山東省青島の海岸で中年女性グループが日焼け防止とクラゲから顔を守るためのマスク「フェイスキニ」を着用して話題となり、フェイスキニはその後、世界的に流行した。（翻訳・編集/柳川）