東京の電車内で見た「子どもへのダブスタ」に失望=中国ネット「同感」「日本人の冷たさ」

Record China    2025年6月29日(日) 11時0分

拡大

中国のSNS・小紅書(RED)に25日、東京の電車内で見た「騒ぐ子ども」への視線に関する動画が投稿され、注目を集めている。資料写真。

中国のSNS・小紅書(RED)に25日、東京の電車内で見た「騒ぐ子ども」への視線に関する動画が投稿され、注目を集めている。

子どもと一緒に東京に1カ月滞在しているという女性は、「(東京滞在は)もう十分」と語り、前日に電車内で見た光景について説明した。

女性は「たぶん米国人の観光客だと思うけど、両親が3人の子どもを連れて電車に乗ってきた。子どもは幼くて、4~5歳くらい。すごく興奮していて声が少し大きかった。親も注意はしていたけど、そうは言っても子どもは子どもでしょう? そうしたら、周囲(の乗客)が白い目で見ていた。誰も何も言わなかったけど、ずっと白い目でその子たちを見ていた」とした。

そして、「次の駅でベビーカーを押した日本人の母親が乗ってきた。その(ベビーカーの)子は乗ってくる前からもう大泣き状態で、車内に大きな泣き声が響き渡っていた。でも、その子をじろりと見たり、不快そうな表情をする人は誰もいなかった。まるで誰も、何も聞こえていないみたいに」と回想し、「これを何というか。ダブスタ(ダブルスタンダード)です」と指摘した。

女性は「明日には東京を離れて別の都市に行く。今後また来ることもあると思うけど、こんなに長く滞在することはないと思う」と失望交じりに語っている。

この投稿に、中国のネットユーザーからは「東京はまさにそういうところ。卒業後はもう二度と行きたくない」「まさしく『弱い者をいじめ、強い者にはへりくだる』だ。子どもが7カ月の時に東京に遊びに行って電車に乗った時にサラリーマンにベビーカーを蹴られた」「それがまさに、私が数年間東京に滞在した後、もうここにはいたくないと思った理由」「同感。私の娘は(東京より)米国の方が自由でいいって言ってる」「あなたの感覚は間違いじゃない。それはダブスタ。基本的に私たち外から来た人は面倒を起こす人間と見られる。でも、自分の生活圏に外の人が来てほしくないと思うのはみんな同じじゃないかな」「5月に大阪から神戸に行く電車に乗っていたら、日本のママが2歳くらいの子を連れて乗ってきた。その子も大泣きしていたけど、乗務員も周囲の日本人もみんな黙ってた。もしうちの子が泣いていたら、注意されたんじゃないかって思った(泣)」といった声が上がった。

また、「日本人の冷たさ」「日本の子どもは泣いたり暴れたりしない。それはルールでがんじがらめにされてるから」「日本に行くたびに子どもに『シーッ』って言い続けるのが大変。子どもが大声を出すのが怖い」「私1人で2人の子どもを連れていると本当に疲れる。注意してもし切れなくて」といった声や、「日本人は米国人にもそんなふうなんだね。(中国人に対してだけじゃないと思うと)心のバランスが取れた」とのコメントも書き込まれた。

一方で、「赤ちゃんが泣くのと、子どもが騒ぐのとは違うけどね」「4~5歳の子なら、日本人だったとしても(騒いだら)白い目で見られるよ」などの意見も寄せられている。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

noteに華流エンタメ情報を配信中!詳しくはこちら


   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携