K-POPが題材の米アニメに中国では「文化の盗用」と反発も=韓国ネット「劣等感強すぎ」

Record Korea    2025年6月25日(水) 13時0分

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24日、韓国・朝鮮日報によると、アニメ映画「KPOPガールズ!デーモン・ハンターズ」について一部の中国ネットユーザーが「韓国が中国の文化を盗んだ」と反発している。KPop Demon Hunters

2025年6月24日、韓国・朝鮮日報によると、Netflix(ネットフリックス)で20日に配信がスタートした米国アニメーション映画「KPOPガールズ!デーモン・ハンターズ」について、一部の中国ネットユーザーが「韓国が中国の文化を盗んだ」と反発している。

ネット配信コンテンツの集計サイト「FlixPatrol」によると、同作品は21日に17カ国、22日に26カ国、23日には31カ国で視聴ランキング1位を記録した。ベトナム、シンガポール、タイなどアジア圏だけでなく、米国、フランス、ドイツ、スイスなど欧米でも人気を集めているという。

作品はK-POPのスーパースターでありながら悪鬼退治もするガールズグループ・HUNTR/X(ハントリックス)が」、悪鬼から人間世界を守るというストーリー。メンバーたちがキンパ(のり巻き)、冷麺、スンデ(腸詰め)、クッパなどを食べたり、韓医院で韓方薬の処方を受けたりするシーンがあるほか、死に神、トッケビ、虎のお化けなど韓国のシャーマニズム要素や韓国の建築物が登場するなど、韓国文化が随所に見られるという。

記事によると、24日現在、中国最大のレビュープラットフォーム「豆瓣(Douban)」に約900件の作品評が投稿されている中、一部のユーザが作品中に登場する伝統工芸の「メドゥプ」、韓薬、虎、建築様式などに言及し、これらは「中国固有の文化だ」と主張しているという。「中国文化を目立たないように借用している」「韓国は文化の盗用を隠さないのか」「文化の盗用がひどすぎて腹立たしい」などのコメントが並んでいる。

ただ、Netflixは中国ではサービスを提供しておらず、こうしたレビューは違法ダウンロードやストリーミングなど、非公式のルートで視聴した上で作成されたものである可能性が高いと記事は指摘している。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「Netflixがない共産国なのに、何を騒いでるんだ?」「盗み見てるくせにうるさい」「中国には伝統文化がないの?なぜ韓国の文化を自分たちのものだと言い張るのか」「中国文化と言えるようなものは、文化大革命で燃やしちゃったもんな」「自分たちの文化は文化大革命で燃やしておいて、他国の伝統文化をねたんでいる」「世界中からのけ者にされているうえ、自分たちの文化に対する劣等感が強すぎて、こんな反応をするんだろう。気の毒な人たちだ」「米国作品だから文句は米国に言えば?」などのコメントが寄せられている。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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