2カ月かけて「ウルトラマン石窟」を自作した男性「ウルトラマンじゃない」―中国

Record China    2025年6月23日(月) 14時0分

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中国・四川省でブロガーの男性が「ウルトラマン石窟」を自作したとして、話題を呼んでいる。

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中国・四川省でブロガーの男性が「ウルトラマン石窟」を自作したとして、話題を呼んでいる。

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中国メディアの上游新聞などが22日に伝えたところによると、「ウルトラマン石窟」が作られたのは同省の資陽市安岳県。男性によると、最初に業務用の工具で崖壁に高さ3メートル50センチの大きな穴を掘削。石窟の形を作った後、内部に入り、専用工具で彫刻を施して高さ2メートル80センチのウルトラマンの石像が完成した。かかった期間は2カ月、費用は約3000元(約6万円)だという。

ウルトラマン石窟

当初は「ウルトラマン」として制作していたようだが、途中で通報されたために「漢代の陶俑(古代中国の墳墓に副葬された焼き物)」と名称を変更したとのこと。男性は「見た目が少しウルトラマンっぽいが、絶対にそうじゃない」「ウルトラマンとして彫ってはいけないし、そもそもウルトラマンを彫ったつもりもない」と主張した。

ウルトラマン石窟

先日、四川省の南充市博物館に展示されている「漢代の陶俑」の一つがウルトラマンに似ていると話題になっており、モチーフをこちらに変更したようだ。

漢代の陶俑

ただ、現地政府の職員は「規定では、どんな石彫であれ勝手に制作することはできず、正式な手続きを経て許可を得る必要がある」と指摘。文化観光局の担当者は「確認する。もし(現場が)文化財保護区域に含まれていなければ、それほど厳格な管理対象ではない可能性がある」とした。一方、男性は「事前に政府機関に相談に行き、『小規模であれば禁止されていない』との返答をもらった」と説明している。

中国のネットユーザーからは「これがウルトラマンじゃなきゃなんだっていうんだ?」「ウルトラマンへの愛を感じる」「なかなかよく(ウルトラマンが)彫れてるじゃないか」「光を信じてる!(作中のセリフ)」「(変更したのは)版権の問題?」「ちなみにウルトラマンが救うのは日本人です」「(日本による)恐るべき文化侵略」「ずっと後の時代の考古学者がこれを見てどんな風に判断するか」「すごいけど、自然環境的に問題はないのかな?」「暇なんだね」といったコメントが寄せられている。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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