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18日、香港メディア・香港01は、日本のインバウンド観光客が増加傾向を続ける中、香港からの観光客だけは「7月の大地震」予言の影響で減少していると報じた。写真は香港国際空港。
2025年6月18日、香港メディア・香港01は、日本のインバウンド観光客が増加傾向を続ける中、香港からの観光客だけは「7月の大地震」予言の影響で減少していると報じた。
記事は、日本政府観光局のデータによると今年5月の訪日旅行者数は前年同期比21.5%増の369万人だったと紹介。トップ5は韓国、中国本土、台湾、香港、タイの順で、特にロシア、中東地域、スペインはいずれも同50%以上の増加になったと伝えた。
一方で、香港からの訪日旅行者数は同11.2%減の19万3100人となり、全ての国・地域の中で唯一、前年比で減少したと指摘。春節やイースターの時期が年によってずれることに起因する以外の対前年比減は異例だとした。また、逆に4月の香港からのインバウンド客は同43%増の26万3000人と大幅に増えており、一部の市民が「7月に日本で地震が起きる」との予言を心配して「とりあえず先に行っておこうと思った」と語るなど駆け込み需要があったことを紹介し、5月の減少は地震の予言が大きく影響している可能性があることを伝えた。
記事はさらに、香港と同じく日本での地震発生予言が拡散している台湾からの5月の訪日客は同15.5%の増加だったことに触れつつ、香港の旅行専門家が「香港では実に多くの人が日本の地震を懸念しているので、前年同期比11%減というのも不思議な数字ではない。6〜7月は20〜30%と減少幅がさらに拡大するだろう」とし、予言の時期が終わる8月以降には大きな反発が起こるとの予測を示したことを紹介している。(編集・翻訳/川尻)
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