人気上昇中の「封神」女優ナーナシ、受験スキャンダル発覚で映画「鏢人」に被害?

華流    2025年6月18日(水) 16時0分

拡大

人気上昇中の女優、ナーナシに大学受験をめぐるスキャンダルが浮上し、ネットで物議を醸している。写真は「長安的茘枝」。

(1 / 2 枚)

今配信中の時代劇ドラマ「長安的茘枝」や映画「封神第二部:戦火西岐(邦題:封神:戦火西岐)」などに出演し、人気上昇中のモンゴル族の女優、ナーナシ(那尔那茜)に大学受験をめぐるスキャンダルが浮上し、ネットで物議を醸している。

その他の写真

ナーナシは、乗馬、武術、格闘、バイク、スキーなど多彩なスキルを持ちながら、30代半ばになってようやく「封神第二部:戦火西岐」の鄧嬋玉の役でブレークし、「長安的茘枝」では原作にない「外国人商会の会長、阿弥塔」の役を特別用意されるほど、キャリアの高速成長期に突入している注目女優だ。

このほど浮上したスキャンダルとは、地方や企業が特定分野の人材育成のために学生を大学に送り込み、学生は卒業した後、依頼元で勤務することを前提にする「定向委培」制度に関連するもの。ナーナシはこの優遇制度で上海戯劇学院に進学した後、卒業後に依頼元に戻らずそのままノルウェーに留学したとして「契約違反」「受験の不公正」などの指摘が噴出している。

ネット上では「制度の在り方を見直すべき」「低い点数で名門校に入学した後、責任と義務を怠った」「公の場で活躍する役者にとって不名誉なことだ」などの非難と「作品に着々と取り組んでいる優秀な女性」「デビューして15年たった今、急にやり玉に挙げられ、違和感を覚える」「人の優秀さを素直に認めてほしい」といった理解と支持の書き込みが寄せられ、攻防が続いている。

「封神第二部:戦火西岐」

今、ナーナシの件で最も緊張が走っているのは、香港の映画監督ユエン・ウーピン(袁和平)と中国の俳優ウー・ジン呉京)のタッグによるアクション映画「鏢人(英題:Blades Of The Guardians)」だ。西域から長安への護衛任務を引き受けた「鏢客(旅客や貨物輸送の護衛に当たる用心棒)」らが挑む危険な旅物語で、2024年末にクランクアップし、26年の春節(旧正月)に上映される予定。今回の世論の反発で、興行収入に影響が生じるとみられている。(翻訳・編集/RR)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

この記事のコメントを見る

noteに華流エンタメ情報を配信中!詳しくはこちら


   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携