父親が毎日喫煙、11歳の子どもが肺がんに―中国

Record China    2025年6月17日(火) 7時0分

拡大

中国・河南省鄭州市で11歳の男児が肺がんと診断された。

中国・河南省鄭州市で11歳の男児が肺がんと診断された。中国メディアの大参考が15日付で伝えた。

記事によると、男児は最近、発熱と咳を繰り返し、病院で診察を受けたところ、肺に悪性の腫瘍ができていることが分かり、肺がんと診断された。医師が家庭環境などを尋ねたところ、父親が長年自宅で喫煙しており、男児が副流煙を吸い続けていたことが分かったという。

医師は「子どもが長期にわたって受動喫煙を強いられる環境にあると、がん罹患のリスクが大幅に高まる」と警告。自身と家族の健康のため、早めの禁煙を呼び掛けている。

中国のSNS・微博(ウェイボー)では「11歳男児が毎日副流煙を吸って肺がんに」がトレンドトップ5に。ネットユーザーからは「子どもがかわいそう」「たばこ中毒に子どもを持つ資格なんてない」「自分勝手な人間は自分が吸うことの快楽しか考えることができない」「家族のため、自分のために禁煙すべき」といった声が上がった。

このほかにも、「たばこの臭いが大嫌い。吐きそう」「中にはエレベーター内で吸うやつもいる」「飲食店内は全面禁煙にしてほしい」「大々的に禁煙が進むのはいつなのか」といった声のほか、「たばこを吸いたいならフルフェイスヘルメットをかぶって吸え」との意見も複数見られた。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

この記事のコメントを見る

noteに華流エンタメ情報を配信中!詳しくはこちら


   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携