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中国教育部はこのほど、新たに全国の大学で新設される29の専攻を発表した。
中国で今年の大学入試が終わり、保護者や受験生の関心は志望校の選択および専攻の選択へと移っている。中国教育部はこのほど、新たに全国の大学で新設される29の専攻を発表した。その多くが学際的融合を特徴とし、人工知能の導入が今や大きなトレンドとなっている。中央テレビ網が伝えた。
今回はその中でも、未来テクノロジーの注目株である「低空技術と工学」専攻を紹介する。
低空技術と工学は、国家の戦略的新興産業が緊急に必要としている専攻であり、複数のスキルを兼ね備えた「六角形の戦士」と「未来テクノロジーの注目株」を融合したような存在だ。
低空技術と工学は、2025年度に最も多くの大学で開設される新専攻で、六つの大学が低空飛行機の設計、低空飛行機の制御技術、低空通信・感知・リモートセンシングとインテリジェント情報処理、人工知能(AI)、モバイルロボットの開発、低空交通管理などのカリキュラムを提供している。
低空技術と工学は、教育部が初めて構築した戦略的緊急必要専攻の特別設置メカニズムによる「グリーンチャンネル」の対象専攻であり、まさに将来の「有望株」といえる存在だ。
将来は航空宇宙事業に携わり「空飛ぶ夢メーカー」として航空機の研究・設計・試験・メンテナンスに従事する道もあれば、スマートシティーにおいて「空の交通」をスムーズに制御する役割もある。さらに、物流、農業、環境保全などさまざまな分野での活躍も期待されており、新たな職種が次々と生まれていくだろう。(提供/人民網日本語版・編集/ES)
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