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中国のSNS・小紅書(RED)に9日、「東京ディズニーランドでキャストに怒鳴られた」と不満を訴える投稿があったが、逆に批判が殺到し「袋だたき」になっている。
中国のSNS・小紅書(RED)に9日、「東京ディズニーランドでキャストに怒鳴られた」と不満を訴える投稿があったが、逆に批判が殺到し「袋だたき」になっている。
投稿者は「白雪姫のアトラクション(白雪姫と七人のこびと)に乗ろうと列に並び、自分の順番になると女性のキャストが日本語で何かを行って前方を指さした。私は日本語が分からなかったけど、(トロッコに)乗り込んで座るのだと思った。前列の人はすでに座っていたから。私たちが後列に座ろうとしたところ、さっきの女性キャストが大声かつ厳しい口調で“Yellow line!”と言った。この時初めて、黄色い線の後ろで待つことに気付いた」と説明した。
続けて、「そのキャストはそばにいた日本人の客には、柔らかい口調で『お待ちください』と丁寧に話していた」とし、「(自分に対する態度に)とても怒りを感じたけど、もう自分の番が来て乗り物に乗っていて、すぐに動き出してしまった(ので、文句を言うことができなかった)。アトラクションに乗っている最中は気分が沈み、全然楽しめなかった。降りた後にすぐにそのキャストを探しに行ったけど、交代していて見つからなかった」とした。
女性が別のキャストに事情を説明したところ「申し訳ありませんでした」と謝罪の言葉があったというが、女性は「あなたの謝罪はいりません。私は彼女(最初に応対したキャスト)本人からの謝罪が欲しいのです」とこれを拒否。その後、上役とみられるキャストが現れて女性に謝罪したというが、女性は「納得できない」とやはり受け入れず。ショーの時間が迫っていたため「後でまた来ます」と伝えてその場を去った。
しかし、上役のキャストはショーの会場まで追いかけてきて「申し訳ありませんでした」と謝罪を繰り返したという。女性は「結局何も対応されなかった。『必要なのは本人からの謝罪だけです』と改めて伝えた」とつづっている。
この投稿に、一部の中国のネットユーザーからは「あなたの問題じゃない。相手の態度の問題」「差別的な接客態度の改善と、客側の権利を維持しようとするあなたを支持する」「どんなことがあってもスタッフは客に大声で怒鳴ってはならない。ましてやディズニーランドは世界で最も楽しい場所なんだから」など投稿者を擁護するコメントが寄せられた。
一方で、「こういう状況ではとりあえずサービス提供側を信じることにしている」「先進国のルールについていけなかったか」「自分のミスを相手のせいにするとはね」「ルールを守らなかったらそれは注意されるよ」「ルールを無視して怒鳴られたなら、何も言うことはない」「言われたとおりに並んでいれば問題にならなかったはず」「大声で注意しないと危険だと判断されたからだろう」「あなたに危険が及びそうだったから大声を出したのでは?」「つまり、自分がミスって注意されて不機嫌になったってことね」「自分が危険なことをしてるって気付かなかったの?パーク内ではもともと音楽が流れているし、それは大声で注意するでしょ」など、投稿者に批判的な声が圧倒的に多かった。
このほかにも、「(投稿者は)国内で甘やかされてきたんだな」「その場で警察に通報して、大使館にも連絡しなよ(呆)」「良かった。東京ディズニーランドに行く人が一人でも減ってくれると(混雑解消になるので)うれしい」「家でおとなしくしてりゃ怒鳴られることもないよ」「警察に通報。彼女(投稿者)を捕まえてください」など、投稿者に対する皮肉めいたコメントも少なくなかった。(翻訳・編集/北田)
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