ビビアン・スー、がん手術後の経過は順調で体調は「とても良好」

華流    2025年6月8日(日) 12時0分

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中国メディアによると、2024年の早い時期に甲状腺がんに罹患していると判明してただちに手術を受けたビビアン・スーは、その後の経過は非常に順調という。写真はビビアンのフェイスブックより。

九派新聞など中国メディアは5日、台湾出身タレントのビビアン・スーの近況を伝える記事を発表した。ビビアンは2024年の早い時期に甲状腺がんに罹患していると判明し、ただちに手術を受けた。その後の経過は非常に順調という。

ビビアン・スーは最近になりイベントに出席した際、がんを克服した後の近況について語り、現在の体調は非常に良好であり、半年ごとに定期的な検査を受けていると述べた。医師からは「普通に生活していいです。西洋薬も服用は不要です」と告げられたという。

ビビアンは、がんの原因には家族性の遺伝的要素もあるとの考えを示し、家族全員が定期的に健康診断を受けていたおかげで早期発見と治療が可能だったと語ったことがある。

ビビアンが受けた手術はのどの部位を切開するもので、2~3カ月の静養が必要だったが、術後の回復は順調だった。24年5月にはすでに新アルバムのコンサートやマカオでの公演を行うなど、通常の仕事に復帰していた。ビビアンは24年11月、歌のレッスンを再開していることなどをX(旧ツイッター)を通じて発表した。手術した部位はのどだったが、すでに問題ないと判断できたためで、ビビアンは「のどの筋肉の位置が元と変わったので、時間をかけて全ての曲の発声位置を確認して何度も練習しました」と報告した。また、手術前と比べて歌い方が変わったので「歌声がもっときれいになりました」とも紹介した。

甲状腺がんの発症率は過去20年間にわたり世界のほとんどの国や地域で増加傾向にある。甲状腺がんの中でも最も一般的なのは甲状腺乳頭がんで、全甲状腺がんの85%~90%を占める。甲状腺がんは進行が遅く、予後も比較的良いため、「最もおとなしいがん」と呼ばれている。甲状腺がんは早期発見と治療により良好な治療効果が得られることが多く、患者の生存率も相対的に高く、大多数の人は甲状腺がんによって寿命が短くなることはない。

しかし、これはすべての甲状腺がんが「おとなしい」という意味ではなく、潜在的な脅威を軽視してよいという意味でもない。まず、甲状腺がんは周囲の組織に浸潤し、さらには体内の他の部位に転移することがある。さらに、甲状腺がんの治療には手術、放射線療法、化学療法などがあるが、これらの治療は副作用や苦痛を伴う場合もある。(翻訳・編集/如月隼人

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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