2025年6月5日、韓国・ニューシスは、韓国ソウルにある私立大学・漢城（ハンソン）大学校内に設置された展示物について報じた。

記事によると、展示物のうち、1つには旭日旗と太極旗を重ねてプリントしたイラストと「朝鮮人」「嫌な朝鮮人には恥を」との文言が書かれている。別の展示物には「きれいなアイドルときれいな女優、きれいな街頭の女性全員を妊娠させ、遺伝子を残したい」と書かれていたという。

この展示物を撮影して学校のオンラインコミュニティーに投稿した学生は、「こんなものを置けるなんて意味が分からない。明日起きたらすぐ、学校に抗議の電話をかける」と話した。

また、この展示物は同大学の韓国人学生が無断で設置したことも確認。大学側は展示物に書かれていた連絡先を通じて学生本人に連絡し、その後、学生自ら展示物を撤去したという。

同大学の関係者は「学校の事前承認を受けていない展示だった」と明かしており、学校側は学生に対する懲戒手続きに着手する予定だという。

この騒動に対し、韓国ネットのユーザーからは「恥ずかしい」「ばかばかしい話」「かわいそうに。学校に友達がいないんだね」「両親の顔が見てみたい」「この行為を働いたのは韓国人？日本人？」「日本語で書け。インスタグラムに顔を出してこの行為ができるのか」「表現の自由を勘違いした悪い例だ」「退学させて罰を与えるべき」などのコメントが寄せられていた。（翻訳・編集/小林英介）