「サバを焼かなかったから離婚」ソウル地下鉄放火の動機は離婚訴訟の不満=韓国ネット激怒

Record Korea    2025年6月4日(水) 20時0分

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2日、韓国・中央日報は、ソウル地下鉄5号線の車両内で火災が発生し、放火の疑いで拘束された60代の男は「離婚訴訟への不満から犯行に及んだ」と伝えた。ソウル地下鉄

先月31日、ソウル地下鉄5号線の車両内で火災が発生し、放火の疑いで60代の男が拘束された。2日、韓国・中央日報は、男は「(元妻が)サバを焼いてくれなかった」ことを理由に離婚しており、「離婚訴訟への不満から犯行に及んだ」と伝えた。

ソウル南部地裁は2日午後、現存電車放火致傷の容疑で男の拘束令状を発行した。逃走の恐れがあり、公共の安全に顕著な危険と深刻な被害をもたらした重大な犯罪であること、納得できない動機で事前に犯行道具を準備するなどしており再犯の危険姓もあることなどが指摘された。

男は先月31日午前8時43分ごろ、地下鉄5号線・汝矣(ヨイ)ナル駅と麻浦(マポ)駅の間のトンネル区間で走行中の車両内にガソリンをまき、火をつけたという。男を含む23人が煙などを吸って病院に搬送され、129人が現場で処置を受けた。また、車両の一部が焼失するなど約3億3000万ウォン(約3500万円)の財産被害が発生したという。

犯行の動機は、「離婚訴訟の結果への不満」だったと伝えられた。男の実兄だと名乗る男性は、取材陣に「あいつは財産が7億5000万あるが、(離婚訴訟の結果、元妻に)6億8000万払えと言われた」「(離婚の理由は)焼きサバが食べたいと言ったのに、(元妻が)焼かなかったから」「(留置場にいる弟から)悔しさを伝えてほしいと言われた」などと話したという。

記事によると、警察は事件直後、汝矣(ヨイ)ナル駅のホームにいた男の手がすすで汚れていることに気付き、不審に思い追及したところ、男が犯行を認めたため現行犯逮捕した。調べに対し男は、2週間ほど前に家の近くのスタンドでガソリンを買ったと供述したという。

ソウル交通公社は男に損害賠償を求めるなど法的対応を検討しているという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「何これ、あきれた。サバを焼かなかったから離婚?。慰謝料が6億?。だからって無関係の市民を殺そうと地下鉄に放火?」「サバを焼いてくれなかったのなら自分の家に火をつけなよ。なぜ地下鉄なんだ?」「自分で焼いて食ってろ」「判事がまた心神耗弱で無罪とか言うんじゃないだろうな」「この世界をおしまいにする最も簡単な方法。お前だけが消えればいいんだよ」「財産を元奧さんにあげて、独り監獄で余生を楽しめ」など、怒りの声が殺到している。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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