中国メディアの快科技は2日、「米国人が中国から購入するものガイド」とする米ニューヨーク・タイムズの記事を取り上げた。

それによると、米国人にとって日用品からささいなものに至るまで、中国製品から離れられないことが判明した。

2024年に米国人が中国からの輸入にほとんど頼っていた製品のランキングによると、1位は「ベビーカー」でその割合は97％に達し、輸入量は3億8000万ドル（約543億3000万円）だった。

2位は「人口植物」で割合は96％、輸入量は9億9100万ドル（約1417億1300万円）。3位は「傘」で割合は96％、輸入量は4億9100万ドル（約702億1300万円）。

4〜10位は、ファイリングキャビネット、魔法瓶、花火、児童向け絵本、ポータブル照明、くし、トラベルキットの順だった。

快科技はこれに関連し、米国のシャワーヘッドブランド「Afina」の創業者、Ramon Van Meer氏が、誰もが「米国製」ならもっとお金を払ってもいいと言うので、自社にとって生産拠点を米国に移すことが合理的かどうか調べようと思い、129ドル（約1万8300円）の中国製シャワーヘッドと239ドル（約3万4000円）の米国製のどちらを購入するか同じランディングページでテストしたところ、ページを訪れた2万5650人のうち584人が中国製を購入したのに対し、米国製を購入した人はゼロだったことも紹介した。（翻訳・編集/柳川）