2014年10月8日、複数の韓国メディアによると、与党セヌリ党の柳承●（ユ・スンミン、●＝「日」に「文」）議員が7日、国会外交統一委員会の国政監査で、大統領府の外交安保チームについて「子どもっぽい」と発言し、波紋を呼んでいる。

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ユ議員が「子どもっぽい」と指摘したのは、先月、朴槿恵（パク・クネ）大統領が米ニューヨークの国連総会に出席した際のことを指している。事前にメディアに配布された報道資料に「韓国が中国に傾倒しているという見解があることは分かっているが、これは米韓同盟の性格をよく理解できていないからだ」という表現があったのにもかかわらず、朴大統領は懇談会でこの部分について言及しなかったことで混乱が生じた。これについてユ議員は、尹炳世（ユン・ビョンセ）外相に対し「政権が代わっても維持される国家の安全保障戦略はあるのか」と疑問を投げかけ、「これは大統領府の子どもたちがやることか」などと長期的な安全保障戦略がないことを批判した。

これを受け、韓国ネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「素晴らしい名言だ。でも正確に言ったら、『子ども』より『赤ちゃん』じゃない？」

「むしろ（実際に）子どもたちにやらせた方がもっと上手なのでは？コソコソと隠すこともなく正直だし」

「国会議員の口から『子ども』発言が出てくるとは、どれだけもどかしさを感じていたのだろう。ホヤホヤの赤ちゃんじゃなかっただけありがたく思わなきゃ」

「何の妄言だ。国会議員なんだからもっと慎重に発言すべきだ。いくら正しいことを言っても、言葉に品位がなければ、ただ自分の貧しい人柄を見せてしまうだけ。きれいな言葉がきれいな社会をつくる」

「『子ども』のユ議員が何言ってるんだ。大統領府が『子ども』なら国民は何なんだ。言葉に気をつけろ！」

「国会議員たちはみんな『子ども』だろ」

「『子ども』にもなれないやつらが皮肉ばかり。国会のどこに人間らしい人がいるんだ？最近の国民は国会議員を人間扱いしないよ」

「政権が代わるたびに外交安保の根本が変わってしまったら、国家のアイデンティティが揺らぎかねない。愛国者たちは話を大げさにするけれど、実際どの国のどこに焦点をあてているのかはっきりしていない。まさに『子ども』がやること。国家のアイデンティティや象徴、外交安保も自分勝手に変えてばかりいるから、『子ども』だと言われてしまうんだ」（翻訳・編集/まつ・むら）