「日本植民地時代の国籍は?」韓国大統領選候補者の回答は…=韓国ネット「当然日本」「憲法には…」

Record Korea    2025年5月26日(月) 13時0分

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26日、韓国・JIBSによると、韓国大統領選の候補者に「日本植民地時代の国籍はどこだったか」と質問したところ、「共に民主党」の李在明前代表だけが「韓国」と回答した。写真は大統領選候補者のポスター。

2025年5月26日、韓国・JIBSによると、韓国大統領選の候補者に「日本植民地時代の国籍はどこだったか」と質問したところ、最有力候補とされる左派系最大野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)前代表だけが「韓国」と回答した。

記事によると、韓国の独立運動家の子孫らでつくる団体「光復会」はこのほど、大統領選の候補者に歴史観を問う質問書を送った。回答期限までに回答を寄せたのは李前代表だけだったという。

李前代表は、「日帝(大日本帝国)による主権侵奪は根本的に違法かつ無効であるか」という質問に対し「完全に違法であり、無効である。114年前に日帝は韓国併合条約を掲げて大韓帝国を強制的に占領し、わが国民の意思に反して国権を奪った」と回答した。

また、「日帝強占期(日本植民地時代)のわが国民の国籍は韓国か」という問いに対しては「国が危機に瀕したからといって自分の血筋や祖先が変わるわけではない。われわれの祖先は大韓民国の国民であり、われわれ国民の国籍は韓国だ」と回答した。

記事は、光復会が大統領候補に対して今回の質問書を送った理由について「尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権時にこの国籍問題が何度も論争を呼んだため」と説明している。

与党「国民の力」の金文洙(キム・ムンス)候補は昨年8月の国会人事聴聞会で、「日帝強占期を生きたわれわれの祖先の国籍は日本か」との質問に対し「国を奪われたのだから、当然われわれの祖先の国籍は日本だ」と答えて物議を醸した。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「金文洙氏の回答が正しい。国籍が大韓民国だったのなら、なぜ独立運動をしたのか」「当時は韓国という国がなかったのだから、国籍が日本なのは当然では?」「日帝強占期は本当に胸が痛む歴史だが、事実は事実として受け入れ、未来に向けて前進するべき」などの声が上がっている。

一方で「家に強盗が入ってきて脅されたら、その家は強盗のものになる?。無理やり主権を奪わて、臨時政府が国外で独立運動をしていたというのに」「日本人を大統領に選びたくない。私は韓国国民だから」「大韓民国の憲法には、臨時政府の法統を継承すると明記されている。国籍がなかったという人たちは韓国に住む資格がない」などの声も見られた。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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