ケニアのウィリアム・ルト大統領は大統領就任後、3年連続で3度中国を訪れました。ルト大統領はこのほど、中央広播電視総台（チャイナ・メディア・グループ/CMG）の独占インタビューに応じ、「ケニアと中国は互恵ウィンウィンの協力パートナーである」と述べました。

ルト大統領は「現在は、両国関係が引き続き深まり、拡大し続けている時期に当たり、既にインフラ建設、投資、観光など多くの分野をカバーする400社余りの中国系企業がケニアで業務を行っている」としました。

習近平主席は「三つのパートナー」という言葉で中国とケニアの関係を定義しました。一つ目は「互いに信頼し合う誠実なパートナーとして」、二つ目は「互恵ウィンウィンの協力パートナーとして」、三つ目は「公平と正義を守る戦略的パートナーとして」です。

ルト大統領はこれを受けて、「中国とケニアの関係は誠実で、戦略性と包括性を備えたものだと考えている。『誠実』とは、私たちが何の隠し立てもなく、率直に対話ができることを表している。『戦略性』とは、ケニアが東アフリカと中部アフリカの玄関であることから、重要な戦略的地位を占めていることだと考えている。われわれは中国の投資、中国の技術、中国の企業と企業家が東アフリカと中央アフリカ市場に進出する重要な通路、パートナーとなることができる。『包括性』とは、建設業、ホテル業から不動産投資、港湾およびその他のインフラ建設などに至るまでの協力の広さに現れている。まさに習近平主席が言うように、ケニアと中国双方は互恵ウィンウィンの協力パートナーである」と強調しました。（提供/CRI）