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中国メディアの環球時報は23日、「日本で7月に大地震が発生するかもしれないという『予言』が拡散されている」として、これに関する日本の旅行業界関係者のコメントを伝えた。写真は京都。
中国メディアの環球時報は23日、「日本で7月に大地震が発生するかもしれないという『予言』が多くの国のネット上で拡散されている」として、これに関する日本の旅行業界関係者のコメントを伝えた。
記事が「予言」としたのは、著書「私が見た未来」で東日本大震災を言い当てたと注目された漫画家・たつき諒さんの「私が見た未来 完全版」(2021年出版)に記されている「25年7月に大災難がやってくる」という内容だ。
記事は「訪日旅行の予約件数が大幅に減った」と伝える報道は少なくないと述べて、日本メディアの関連報道も紹介。「根拠のないうわさは日本だけでなく、中国、タイ、ベトナム、インドなどにも広まっている」という内容や、「香港のグレーターベイ航空は今月12日から10月25日までの仙台便と徳島便の減便を発表。会社側は、7月に日本で大災難が起きるといううわさが広がったことで渡航需要が急激に減ったことが主な原因としている」などの内容を伝えた。
一方、仙台にある中国系旅行会社の関係者は環球時報の取材に「現在の日本国内の観光市場は活況を呈していて航空券の予約は困難な状況。ホテルなどもぎりぎりに近づいている」と説明したといい、記事は同関係者が「一部の旅行者がうわさの影響を受ける可能性はあるが、日本人も在日中国人もそれほど気にしていない」とコメントしたことも伝えた。
また、大阪にある中国系旅行会社の関係者は「日本の街中は相変わらず各国からの旅行者でにぎわっている」とした上で、「中国国内の旅行プラットフォームでの民泊予約件数は確かに減っているが、それはまだ夏休みになっていないことと関係しているのだろう」とコメント。「日本で暮らす人々の日常生活に特に異常は見られない」と強調したという。(翻訳・編集/野谷)
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