中国有人宇宙プロジェクト弁公室によると、北京時間22日午後4時49分、約8時間の船外活動を経て、有人宇宙船「神舟20号」乗組員の3人の宇宙飛行士は地上の科学研究者との協力の下、コアモジュールのノードモジュールを通して船外に出て、事前に貨物エアロックキャビンを通じて船外に搬出され、ロボットアームで中継位置に移動されていたスペースデブリ（宇宙ゴミ）防護装置を予定の位置に設置するとともに、船外設備の巡回検査と処置などのミッションを行いました。

船外に出た宇宙飛行士の陳冬、陳中瑞は既に安全に天和コアモジュールに帰還し、船外活動は順調に完了しました。宇宙ステーションが応用・発展段階に入って以来、宇宙飛行士が天和コアモジュールのノードモジュールを通じて船外に出たのは初めてで、宇宙飛行士の船外活動と貨物の船外搬送が連携・結合して実施されたのも初めてです。宇宙飛行士の陳冬は2年ぶりの船外活動で、陳中瑞は初の船外活動となります。（提供/CRI）