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16日、南方都市報は、2020年にオーストラリアで中国人女性を殺害した中国人の男に対し、現地の裁判所が終身刑を言い渡したと報じた。写真はブリスベン。
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2025年5月16日、南方都市報は、2020年にオーストラリアで中国人女性を殺害した中国人の男に対し、現地の裁判所が終身刑を言い渡したと報じた。
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記事は、オーストラリア・ニューサウスウェールズ州で21年4月、中国人女性の失踪届が現地警察に出され、同7月にブリスベンにあるアパートのバルコニーに置かれていた大型の工具箱から女性の遺体が見つかったと紹介。警察は容疑者としてルームメイトだった26歳の中国人の男を特定し捜索に乗り出し、その後逮捕し起訴したと伝えた。
記事によると、男は20年9月に女性の頭を殴打した上で首を絞めて殺害し、遺体を工具箱に隠していた。その後女性の携帯電話を使って女性の家族から約20万豪ドルを送金させるなど多額の金銭を騙し取っていた。男は株取引やギャンブルで多額の借金を抱え、家賃も滞納していたという。また、21年4月に警察が女性の行方を探していた際に虚偽の説明をしていたとのことだ。
今年4月に行われた裁判で、男は遺体の不適切な処理のみを認め、殺人については否認。弁護士も「彼(男)の記憶は事実と異なっている可能性があり、検察の主張する殺人罪の認定は不確かだ」として殺人については無罪を主張した。
裁判所は今月13日、男の犯行を「金銭に取り憑かれた被告の赤裸々な貪欲を唯一の動機とする、全く意味のない謀殺」と断じ、殺人罪で終身刑を、遺体侮辱の罪で規定上限の懲役5年の刑をそれぞれ言い渡した。仮釈放が可能となるのは2043年以降で、釈放後は中国に強制送還される可能性が高いと記事は報じている。(編集・翻訳/川尻)
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