コロナが再び進化?台湾で感染拡大―台湾メディア

Record China    2025年5月16日(金) 18時0分

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15日、台湾メディアTVBSは、台湾で新型コロナウイルスの感染が増加していることを報じた。写真は台北。

2025年5月15日、台湾メディアTVBSは、台湾で新型コロナウイルスの感染が増加していることを報じた。

記事は、台湾で新型コロナウイルス感染が5週連続で拡大しており、衛生福利部疾病管制署が13日に発表したデータで今月4〜10日の外来救急診療患者数が前週比66%増の9978人に達し、34人が重症化、6人が死亡したことが明らかになったと紹介。今年の累計では重症者が237人、死亡者は43人に上っており、その多くが65歳以上の高齢者や基礎疾患を持つ人で、9割以上が今年のワクチンを接種していなかったと伝えた。

そして、同署が「多くの感染例は軽症または無症状だが、中等症または重症へと悪化するケースもある。検査で陽性となり、呼吸困難や持続的な胸痛、胸の苦しさ、意識混濁、唇や皮膚の青紫色化、食欲減退、尿量の減少などの症状が生じた場合には直ちに診療を受けるよう呼び掛けたとしている。また、小児の場合は発熱が48時間以上続く、39度以上の高熱でぐったりしている、解熱後も呼吸困難が続くといった症状がある場合は早急に受診すべきだとした。

記事は、小児科医師の王韋力(ワン・ウエイリー)氏が秋から冬にかけて流行したインフルエンザ感染が春以降に収束する一方で、同じ呼吸器感染症である新型コロナの感染が増えていることについて、ウイルスが進化した可能性やワクチン接種率の低さを要因に挙げたと紹介。現状では医学界でも流行の収束時期を予測するのが難しい状況との見方を示したことを伝えた。(編集・翻訳/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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